路上駐車・交通渋滞取り締まり対策
私が住んでいるのは、世界でも上位に入るであろう交通渋滞が激しい都市。
いつも渋滞。いつも路上駐車が歩道に止められ、ベビーカーを押す母親は
車道に降りなければいけない、という矛盾だらけだった。
そんなカオスな都市に画期的なシステムができた。
2012年11月にスタートした、有料路上パーキング制度だ。
システムの概要は、
①路上パーキングに指定されている道路に駐車する
②携帯電話のテキストメッセージでその場で払うか、
専用プリペイドカードを使用して、どこかにあるであろう専用ATMで支払う。
ちなみに前払い。
③罰金は2500ルーブル
④チェックは、交通警察官が移動しながら、カメラでナンバーを写し、
それを(自動?)照合する。支払った形跡がなければ、郵送で罰金の旨が
通知される。
というもの。
既に市内の多くの道路がパーキングに指定されている。
このシステムが稼働し始めてから、
・交通渋滞
・二重三重の路上駐車
が激減。
このシステム、功をなしたかのように見えるが、やはりいくつかの問題点が。
残った端数を使い切れないため、捨てるはめに。
日本のテレカのように2枚目を投入できない。
地元の人:まぁ、プレゼントとして寄付する感じかなぁ
専用ATM
市内に指定されている路上パーキングの道路は長い。
この専用ATMを求めてひたすら歩く必要がある。
そうでなくても、遅刻しちゃう国民なのに。
地元の人:まぁ、遅刻の理由には最適だよね。
やっぱりいたちごっこ
何が問題かって、交通警察官がカメラで撮るから罰金なんでしょ。
というわけで、
このような手段に出る人もいる。
これは、車のナンバーに光を反射させる透明シールを貼るんだそう。
すると、カメラで撮影されても、ナンバーが見えない。
ちなみにドイツ製と中国製があるらしい。
地元の人:この透明シール、中国製の方が質はいいよね!
***大変申し訳ありません。こちら↑のシールは、スピード違反を取り締まる
カメラ用のシールでした。交通警察官が取るカメラの場合、パトカーから
警察官が下りて、ピリッと取ってしまうようです。。。
政府も頑張っていますが、私は車庫証明を取って購入を規制した方が
いいと思うのだけど、やはり国土が広いからなんとかなるって
思っちゃうのかしら。。。
自動車市場の成長の関係もあるだろうしね。
難しいですね、ほんと。